HDE Advent Calendar 2014

株式会社HDEの社員がクリスマスまで毎日1記事ずつ更新

13日目:1人旅だってめちゃ楽しい!情熱の国スペインへのすすめ

こんにちは!

13日目は、おとといHDE入社3ヶ月(祝!)を迎えた管理部経理財務の片岡茜子が担当させて頂きます。

 

さて、さかのぼること3ヶ月と少し前。

心身のリフレッシュと見聞を広めるべく、単身スペインのバルセロナに行ってきました。

 

東京からバルセロナまでは、乗り換えが最低1回は必要で、トータルの飛行時間は14時間強

お隣の座席にいらした英国紳士の教授のおじさま(仮に、名をレイトンとしようと思う。)とおしゃべりを楽しめなかったら、あまりの長さに途中で発狂していたかもしれません。(レイトン教授、本当にありがとう。)

ほんと、それくらい、遠い

 

今回、女性陣に絶大な人気を誇る(と私が勝手に思っている)旅のガイドブック「ことりっぷ」(ほんと、超おすすめ!)を手に、

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ことりっぷセレクションの観光地ほぼ全てを、ツアーなし・公共交通機関だけ(地下鉄最高!回数券がお得!)で巡ってきたのですが、どれもこれも甲乙付け難し!!

 

でも、それではブログが続かないので(涙)、

そのうちのいくつかを、ちょこっとずつ、ご紹介したいと思います。

 

冬の旅行先をまだ決めてない方はご参考になれば幸い。

それ以外の方は、つかの間、疑似旅行をお楽しみください。

1 やっぱり外せない「未完」のサクラダファミリア

1882年に着工してから133年間もの間(といっても、その翌年に2代目建築家ガウディが1から設計し直した経緯があるので実際は132年間な気もするけれど。)「未完の建造物」としてお馴染みのサクラダファミリアですが、ついに、ガウディの死後100年目となる2026年に完成すると発表がありました。

 

つまり、12年、あと干支を一巡したら、もう「未完の建造物」としては見ることができないのです。

そういう意味では、この12年が「未完」を見るラストチャンスです。

 

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外見はとてもとても有名ですが、内部が細部にわたって本当に美しい!お見せできないのが、本当に残念でなりません。

(感動のあまり写真を取り忘れたので、想像で補完してください。)

 

ちなみに、併設しているミュージアムがあって、そこでは、サクラダファミリアの設計図や建築技法の説明から、300年かかると言われていたサクラダファミリアが144年で完成するとなった理由、3Dプリンタを使った建設方法のプレゼンなどもあります。

(興奮のあまり写真を取り忘れたので、想像で補完してください。)

 
建設様式(ここでは建築技術というべきか)が違うので、ベビーコーンみたいな形の塔のそれぞれは、受ける印象が異なります。

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正直、ガウディ時代の彫刻が繊細すぎて、最新技術で作られた箇所がちゃっちく見える人もいると思うけど、でも、フランスのモンサンミッシェルだって、階ごとに建築様式が違うんだから、まぁ、こういうのもありな気がする。私的には。(どちらにせよ、いろんな感じ方ができることも、また素敵。)

2 次もガウディ!カサ・バトリョ

さて。26歳でまだ名も知られていないガウディに目をつけたのが、黄金時代のスペインにして大富豪のエウゼビ・グエル。グエルは、以後40年にわたってガウディのパトロンとなり、ガウディの考える奇人的発想を具現化するため、お金を湯水のごとく、提供し続けました。(なんて、羨ましい!)
正直、スペインに行って、ガウディの作品を何個も見ると強く感じるのですが、「費用のこととか絶対考えないで設計したでしょ?」とか「その設計、誰が作れるの?」というような不思議建築が、ものの見事に、実在します。ガウディの天才が世に出たのは、そういう大富豪や、はちゃめちゃな設計を具現化するたくさんの技術者たちが同時にスペインに存在していたからなんだなぁ、って。人の縁の延長に、偉大なものが生まれるんだなぁって、感動します。建築(デザイン)なのに美術(アート)なのがガウディなんだなぁって、そんな感じです。
 
で、前置き長くなっちゃったんですが、そのガウディ建築の一つ、カサ・バトリョ
日本語で言うと「バトリョ邸」。。。。

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ここで楽しかったのは、プロジェクションマッピング
どういうイメージでガウディが建築したかをプロジェクションマッピングで視覚化してます。
(素人がiPhoneで撮ったので、ブレブレ且つ画質悪いのは、ご勘弁。)
 
ちなみに、こんな感じの建築物をお手軽に見たいなぁとお思いの方は、日本のガウディこと梵寿綱(ぼんじゅこう)の建築物が東京にもあるので、検索してみてください(賃貸もあります)

3 三たびガウディ!グエル公園

グエルが、理想を求めて新興住宅地を作ろうと試みて、でも、実際にはそうとしては活用されることのなかったグエル公園

有名なトカゲちゃんがいます。かわいい。

f:id:akaneco3:20141213083319j:plainけろけろ。

 

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ダリが、砂糖をまぶしたタルト菓子と評した小屋です。超ダリ的表現!
 
ちなみに、ここまであまり触れていませんでしたが、グエル公園などは、観光ガイド用のiOSAndroidアプリが無料ダウンロードできたりします。
こんなところでもスマフォアプリなんだ、と感動。
グエル公園に行かずともダウンロードできるので、ご興味あれば、ぜひ探してみてください。
 
 
 
それでは続いて、バルセロナから少し離れて電車でおでかけです。

 

 

4 ちょっと足を伸ばして、コルドバの町並み

バルセロナの街並みはtheヨーロッパって感じで素敵なのですが、せっかく15時間もかけてスペインへ来たんだからと、足を伸ばしたのが、コルドバ。とにかく写真を見て、空気を想像して、感じて頂きたい!
 

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でもって、コルドバといえば、メスキータ

イスラム教の礼拝堂モスクが、レコンキスタキリスト教の聖堂カテドラルに転用されたために、1つの建物の中にイスラム教キリスト教が混在している不思議空間。トルコ・イスタンブールアヤ・ソフィアの反対バージョン?かな。
 
圧巻。(なんだけど写真にすると暗いなぁ。。)

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5 さらにちょこっと足を伸ばして、ダリ美術館

バルセロナから、フランス国境の方にぐぐぐいーっと足を伸ばすと、フィゲレスという街にダリ美術館があります。フィゲレスの街自体は、本当に本当に田舎町で、正直ダリ所縁のもの以外には何もない。(ダリが生まれて、よかったね。>フィゲレス)

 

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で、ダリのベッド
こんなので寝てるから、あんな不思議なイメージが湧くのか。
不思議なイメージが湧く天才だから、こういうベッドで寝るのか。
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6 それ以外

ネイマールもいるよ!F.C.バルセロナの本拠地、カンプ・ノウ

 私がバルセロナにいるタイミングでカンプ・ノウでの試合がなかったので、お土産ゾーンだけ冷やかして、すごすごと退散。

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忘れちゃ行けない!ダリだけじゃない、ミロ美術館やピカソ美術館

 ミロやピカソの美術館もとても素敵です。

 

サン・パウ病院

 毎日の生存確認のため、家族に「今日はサン・パウ病院に行ってくるよ!」とLINEしたら、(いつもは既読無視するくせに)明け方にも関わらず国際電話で「どこか具合が悪いのか!」と慌てて電話をよこしたという、微笑ましいのか馬鹿なのか、判断に迷うエピソードがありましたサン・パウ病院

これも世界遺産の一つです。ドメネク・モンタネールの手がけた美しい病院です。この写真を撮っている私の後ろに、サクラダファミリアが堂々とそびえ立ってるのが目視できます。

(想像で補完をお願いいたします。)

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カタルーニャ美術館

 中にはアンティークな展示が多い美術館ですが、どちらかというと、その建物と周りの景色が鮮明に記憶に残ります。

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やっぱりショッピングも忘れちゃダメでしょ!

 日本でもお馴染みな、ファストファッションDesigualZaraが安くて品揃えもGOOD!

 そしてキッチン用品で忘れてはいけないLekue(ルクエ:電子レンジをつかってスチームだけでお料理できるダイエットにも有効!ものぐささんにも有効!な料理器具)も、日本に入ってくるもの以上に小物系商品ラインナップが充実していて、それも嬉しいところです。

 今はウェブから何でも購入できる時代ですが、やっぱり見て触れて、買おうか迷って、っていうプロセスも(女子と表現して許される年齢かどうかはさておき、)女子的なショッピングの醍醐味なのです。
 

旅のおわりに

スペイン料理のご紹介がありませんでしたが、日中どこにでもあるようなオープンカフェでしれーっと頼んだハモン・セラーノのバゲットサンドが美味で感激したり。。
一方で、焼けるように暑い夏の日の炎天下の中、歩き続けてアイスコーヒーが飲みたくなって、でもヨーロッパに存在しなくて日本が恋しくなったり。。
パエリヤは大きいので一人旅は無理ですが、仲よい友人と一緒にワイワイ食べるもよし、旅のご縁を大切にバールで出会ったお隣の方とワイワイ楽しんだりするも、おすすめです。
 
 
というわけで。
もし、本当にスペインに行くことをご決断なさった方がいらっしゃいましたら、私へのお土産はオリーブオイルバルサミコで構いませんので、よろしくお願いいたします!ハモン・セラーノでもいいです!よろしくお願いいたします!
 
 
それでは、みなさま、Hasta luego♪